コンペンセータは垂直向きの「ペグ・イン・ホール」型操作で用いることを意図しています。「ペグ・イン・ホール」の例として、ある部品を別の部品に挿入するアプリケーションが挙げられます。さまざまな「ペグ・イン・ホール」型アプリケーションが考えられ、ダボピンの挿入、金型のアラインメント、ワッシャの挿入、ハウジングへのベアリング挿入、ベアリングへのシャフト挿入などです。コンペンセータを水平向きで長時間使用すると、シアーパッドがたるんできます。ゴムおよび多くのゴム様の材料には記憶特性があります。時間とともに、ゴム材料は繰り返しの位置を記憶し、この位置に戻るようになります。これが起こると、シアーパッドがたるんできます。シアーパッドのたるみを防ぐため、ロックアップオプションの使用を推奨します。
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