ロックアップを装備したユニットには、60psi ~ 120 psi(4.1 ~ 8.3 bar)のエア供給を用いることを推奨します。厳しいロック条件では、エア供給は最大で120 psi(8.3 bar)に調整可能です。ロックアップは、希望するフィッティング(ロックまたはアンロックフィッティング)にエアを供給することで操作します。シリンダが正しく動作するには、逆側のフィッティングが排気となる必要があります。ユニットは垂直位置にロックすることを推奨します。こうすることで、正常なロック状態が生まれます。厳しいロック条件となるのは、荷重のかかったユニットを水平位置にロックするときです。そうした状態では、ロックアップ機構により荷重が持ち上げられることになります(下図参照)。
厳しいロック条件ではロックアップネジブッシュに通常以上の摩耗が生じることに注意してください。通常条件および厳しいロック条件において推奨される潤滑油の注油間隔は、「コンペンセータの取付・操作マニュアル」の『セクション7:メンテナンス』をご覧ください。
流量調整バルブを用いると、ロックアップネジがツール側(ボトム)プレートに入る加速度を小さくし、ロックアップネジブッシュの摩耗を低減するのに役立ちます。
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